やはり、パニック映画の古典と言えば、この映画でしょう。さすがにこれは映画館では観て無いけど、
TVやLDでさんざん観たからなー。でも、何回観ても見飽きない。ストーリーも配役も優れていて、
音楽までばっちりはまってる。仲々こういう映画は最近は少なくなってきた。
なんといっても、主人公でパイロット役のディーン・マーティンが格好良い!もともと私は底抜けコンビのことが
大好きだったから、マーティンは一番好きな俳優のひとりだったんだよね。
そして、渋さではぴか一のバート・ランカスター、後に全てのエアポートシリーズに出演することになる
ジョージ・ケネディ。更に当時清純派の美人女優としては結構お気に入りだったジャクリーヌ・ビセット・・
そして、唯一シリアスなドラマにふっと息抜きをさせてくれる老婆役にヘレン・ヘイズ。仕事がうまくいかず、
手製の爆弾を持って保険金目当てに飛行機に乗りこむ男に、あの「シェーン」のバン・ヘフリン。
もー・・・いまじゃこんな渋いキャストだと映画作れないって気さえするくらいだなー。でも、私は好きだねー・・。
もともと昔から若い俳優よりある程度歳いってる役者の方が好きだったからなー。ストーリーは、いくつもの
エピソードが折り重なって進行するんで、一言では説明できないが、主に保険金目当てで爆弾で自殺しようとする
バン・へフリン扮する男と、大雪で閉鎖寸前の空港で苦闘するバート・ランカスター、ジョージ・ケネディ。
そして、ディーン・マーティンの機長と不倫関係にあるジャクリーヌ・ビセットのスチュワーデスと密航常習犯の
老婆ヘレン・ヘイズ・・・。ランカスターも浮気してるし、人間模様は複雑に入り組んでいる。
そして、とうとう起こってしまう爆発・・・。ビセットは重症、機は後部に亀裂が入り一刻の猶予もならない。
だが、引き返して緊急着陸を望む空港は、雪の為滑走路で事故を起こしてしまった飛行機に塞がれてしまっている。
ケネディ扮するジョー・パトローニ(以降、前作同じ役柄で出演)は必死で滑走路を空けようと奮闘するが・・・
はたして・・・!?
現在のスピード感溢れる演出から比べると、多分に意外な程静かな展開が続くので、今の怒涛のアクション映画に
慣れてる人には戸惑う面があるかもね。でも、じわじわとサスペンスを盛り上げて最後ガーッと一気に持って行く
演出が実によく出来てる。観たことない人は一度観た方がいいよ。
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| 夜空の大空港 The Doomsday Flight |
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| ポセイドン・アドベンチャー The Poseidon
Adventure |
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| タワーリング・インフェルノ The Towering
Inferno |
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| カサンドラ・クロス THE CASSANDRA CROSSING |
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| 原子力潜水艦浮上せず GRAY LADY DOWN |
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| 世界崩壊の序曲 THE DAY THE WORLD ENDED
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