THE MOODY BLUES

童  夢
    ムーディー.ブルースを70'sロック的に言えば、クラシックの要素を多くとりいれた『シンフォニック.ロック』バンドであり、プログレッシブ・ロックバンドである。
現在との関わりで言えば(この文章は1998年に記述)、解散することなく活動を続け、イエスやキング・クリムゾンの再結成に刺激をあたえたバンドと言えるのではないでしょうか。
1983年に発表したアルバム『プレゼント』のヒットは、イエスとキングクリムゾンといったかつてのライバルの復活をうながしたとも言われています。 今回、ムーディー・ブルースのページの更新のきっかけとなったのは、60年代の名曲『夜(サテンの夜)−Nights In White Satin』のMIDIを聞いたからです。 日本では、もう忘れかけられた名曲なのではないでしょうか。
サテンの夜は、1967年のファーストアルバム『Days Of Future Passed(邦題:サテンの夜)』の最終曲であり、当時の大ヒット曲でした。現在でも、このファーストアルバム・LPを所有していますが、このアルバムが発売されたのは『童夢』以降だったかもしれません。

ヒット曲『サテンの夜』は、哀愁のある日本人好みのメロディラインの曲で、また、歌詞もよかったと思うのです。
ムーディーブルースの名を日本に知らせたアルバムは、やはり6枚目のアルバム『童 夢』でした。(イギリス 1位  アメリカ 2位)少年がろうそくに火をともしているような神秘的なアルバムジャケットは、センセイショナルな反響を呼び起こしました。


ジャンル的には、プログレッシブロックと称され、前衛的なアーティストたちであった。結成は、1964年5月と早かったにも関わらず当時『ピンクフロイド』や『キングクリムゾン』に遅れをとった感はいなめなかった.。
 
     
ジャンル的には、プログレッシブロックと称され、前衛的なアーティストたちであった。結成は、1964年5月と早かったにも関わらず当時『ピンクフロイド』や『キングクリムゾン』に遅れをとった感はいなめなかった.。
 
  ムーディーブルースのアルバム作成のコンセプトは、一枚のアルバムが一つのテーマを持ち、それぞれの曲が、テーマに沿って展開されるというピンクフロイドなどと同じ手法でした。
イメージの違う曲をたくさん盛り込んでいく一般チ的なアルバムづくりとは異なる手法で、一つのテーマのもとに曲を展開していくアルバムづくりを通して、全世界に向かってメッセージを伝え続けました。
前述の『童夢』で言えば、テーマは、天地創造であったといいます。
従って、1曲、1曲の切れ目は当時のアナログレコード(LP)からは、うかがいしれないところであった。
シンセサイザー 
ムーディーブルースは、70年代に入ってから当時開発されたシンセサイザーを使い始めた。
今ではなにもめずらしくもないシンセサイザーの音は、70'S世代の私達 聞く側にとっては新鮮な印象を与えた音だった。
70年代アーティストが、このシンセサイザーを導入したことこそが、さまざまなプログレッシブロック発祥の原点なのかもしれない。もし、現代に、コンピュータやインターネットなどの先進技術のの発展がなければ、私のホームページもなかったと同じように、プログレ・ロックも存在しなかったのかもしれません。
 
30数年後の2000年もロイヤル・アルバートホールは『サテンの夜』に酔いしれた 
息長く活動したムーディーブルースには、数々のアルバムがありますが、現在コロンビアから『THE MOODY BLUES HALL OF FAME』というDVDが発売されています。これは、2000年、5月ロイヤル・アルバートホールで行われたムーディ・ブルースのステージ81分を収録したものです。
30数年を経過した風貌は、もちろん年月を感じさせるものの彼らの音楽にかける情熱や音楽的なセンス、キャリアを積んだエンターティナーとしてのステージは、会場の聴衆の熱気同様、映像を見るものにも感動を与えてくれます。

 私自身の70年代中期までのアルバムの中でのお気に入りの一曲は、6枚目のアルバム『童 夢』の中の一曲『ストーリー・イン・ユア・アイズ』ですが、この曲もDVDのステージの中で5曲目にアドリブまでも原曲通りに再現してくれます。当時のアルバムの迫力を失っていない演奏は、素晴らしいの一語に尽きます。
1曲目から、どちらかといえば、イギリスの原風景を思い出させるような、穏やかな曲が続き、しみじみと聞かせるボーカルやフルートの演奏が続いていた会場は、この曲で一気に盛り上がりを見せます。

6曲目「I KNOW YOU'RE OUT THERE SOMEWHERE」と70年代前半にはなかったポップな曲も会場を盛り上げていきます。9曲目は、MCで彼ら自身が70年代を代表するアルバムという『セブンス・ソルジャー』から「ISN'T LIFE STRANGE」を演奏。
10曲目は、60年代から70年代の典型的なロックンロール「I'M JUST A SINGER」、これがムーディーブルースのメンバー全員の今の心境なのかもしれません。会場も演奏者も実に気持ちよさそうにステージが展開されていきます。70年代風アドリブも最高に盛り上げていきます。

    そして、11曲目は、私自身、ムーディーブルースの最高傑作と感じている曲、デビューアルバム
「Days Of Future Passed」の『サテンの夜』が演奏されます。60年代多くの人の共感を集めた名曲のイントロが始まるだけで、ロイヤルアルバードホールに歓声が起こるのです


ロック創世期の名曲にラリー・ベラートが率いるオーケストラの演奏が重なり、あまりにもシンプルなメロディが会場を酔わせていくのです。
この1曲があるだけで、このDVDを購入した価値があったと私は感じました。
豪華な会場と素晴らしい照明の中に時折、ホールの聴衆の姿が映し出されます。当然、私と同じような40〜50の世代が映っているのですが、10代20代の聴衆も多くいるのです。そして、「サテンの夜」に当時生まれているはずもない20代の若い世代も歓声をあげ、コンサートを盛り上げているのです。イングランドには、はやりすたれに関わらず、よいものを継承し続けていこうとする国民性があるのでしょうか?なにかうらやましい気持ちになりました。  更新日 2001/8月 



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