支離滅裂な話。
何もかも自棄になり暴飲暴食した結果、配給分の食糧チケットが切れてしまったので仕方なく闇市場に向かうことにした。
21世紀の始め頃までは、今では考えられないことだが、食料は輸入に頼っていたにもかかわらず飽食の国と自称できるくらい食べ物に溢れていたそうだ。
地球規模の激しい競争社会の中で落ちぶれてしまった現在では、無論輸入食料は極一部の特権階級に居合わせる者と特別治安部隊の隊員くらいしか食べることはできない。
少ない耕作地から取れるわずかな作物を多数の生産力のない人間達で分け合わなければ生きていけない状況になっていた。
近くにそんな国があったよなぁ、なんて笑っていたら、なんだかよくわからないうちに、自分達力の無い人間にはそれが当たり前世の中になっていた。

闇市場は公式には認められてはいないが、色んな事情から白昼堂々運営していても咎められない存在だ。
驚くほど何でもあるが、もちろん値段はバカ高い。具の入っていないおにぎりが1400円もする。
普通の店で購入チケットさえあれば600円で買えるのに(消費税込みで1200円になるけれど)だ。
ただ、元々技術立国と呼ばれただけあって、原材料さえあれば立派な加工仕事を安くやり遂げる。
そういったものは今でもかなり安い。モノによってはまだ栄えていた頃よりも安くなっているものもあるくらいだ。

そういう訳で俺は明日の食料も無いというのに、安いからといってつい余計な買い物をしてしまったのだった。

家族(特に子供)がいない者は、家族がいる者が負担しているであろう額を国に納めねばならない。
国を維持するために一般人は存在しているのだから、その義務を果たさないのは罪というわけだ。
でも、これからはまともに育てられるかどうかはともかく、バンバン子供を作れるから少しは生活が楽になるだろう。
結果的に安い買い物をしたことになるかもしれない。俺って実は賢いのかも。


……ってそんな訳ないですな(笑)。間抜けなテキストでごめんなさい(汗)。